【知らないと損!】保護者のクレーム率を0に近づける、とっておきの方法

こんにちは

まませんです。

 

今回は、教師が最も苦手とする

「保護者対応の失敗しない方法」を

小学校勤務36年の経験からお話します。

 

あなたは、保護者対応についてこんな

悩みをもっていませんか?

 

・子供が学校でケンカをして、被害に遭った。

 どう伝えたら、理解してもらえるだろうか。

・忘れ物が多くて、授業中集中できない様子を

 保護者に伝えても良いものだろうか?

 

せっかく勇気を出して、保護者連絡したのに、

・うまく伝わらず、対応についてのクレームに

 つながる。

・「連絡が遅い」と放課後、怒鳴り込まれる。

なんてことにもなりかねません。

 

私もそうでした。

私の経験では、宿題を頻繁に忘れる

 

子供の連絡帳に「おうちでもみてほしい」

とお願いしたところ、

 

「それは、学校の仕事でしょう」

とお返事をいただいたり、

 

怪我をして帰った子供へ連絡帳は

書いたものの、直接知らせなかった

 

ところ、「連絡が遅い」と放課後、

父親が「校長を出せ」と怒鳴り込んで

きたり。

 

血の気が引いて、顔が青くなっていくのを感じていました。今、考えると保護者の行動は理解できる

のですが、当時は全くわかっていません

でした。

 

「せっかく伝えたのに、わかって

もらえないのか」

 

と正直、落ち込みましたし、

「保護者って怖いな」

 

とマイナスの感情を抱いてしまいました。

担任は、一人ですから自分が対応する

 

しかないと考えてしまいます。

あなたも、このような事態になった時、

 

やみくもに保護者対応を続けていると

保護者から逆に不満が寄せられ

 

徐々に「怖い」「めんどくさい」

と保護者と距離を置き、ますます

 

保護者の気持ちを理解できない

教師になってしまいます。

 

それでは、肝心の子供との関係作りも

上手くいかなくなってしまいます。

 

そして、一生子供や保護者に慕われること

なく、教師人生を終えることになって

しまいます。

しかし、この記事を読めば、

保護者対応を保護者とのコミュニケーション

 

の場と捉えられるようになり、

不安のない教師生活を送ることが

できます。

 

何か連絡が来ても、

「次はどんな課題だ?何でも来い!」

とメンタルが強く前向きになります。

 

また、保護者からの反応によって、

「どう伝えればよかったのだろうか?」

 

と考えるきっかけが増え、他の人は

感じない教師の魅力を感じるように

 

なるでしょう。

そうなれば、あなたは教師生活を

 

もっと充実させたいと意欲的になり

あらゆる物事に挑戦する前向きな

 

人生を送ることができるでしょう。

子供や保護者から信頼され、

 

慕われる教師になることができる

でしょう。

 

そうなりたい方は、最後までブログを

読んでください。

 

昔の私が間違えていた認識を

これからお話していきます。

 

この知識を理解するだけで、

 

保護者対応での不満を限りなく

0に近づけます。

 

それくらい、保護者対応にとって

重要な知識なのです。

 

それでは、その内容を

お話します。

目次
  1. 子供から「5W1H」を「個別」に聞き取る。
  2. 管理職に相談する。
  3. 時間を空けずに家庭に連絡する。
  4. まとめ
1 子供から「5W1H」を「個別」に聞き取る。

結論から言うと、ここが一番大切です。

正直、多くの先生がここで大きな間違いを犯します。

 

子供からの情報を正確に集めないと、

保護者に説明ができないからです。

 

5W1Hはもちろん、その時の子供の感情や

加害児童は、被害児童に謝罪したのかを、

被害児童の保護者は確認してきます。

 

その時に、「まだです」「確認していません」

と返答してしまうと、「うちの子を大切に考えていない」

と受け取られ、被害児童の保護者は納得しません。

保護者の心情を察すれば、当然ですよね?

しかし、情報収集に気を取られ、大事な

部分が抜けてしまうことがあるのです。

 

気をつけたいところです。

聞いても不明な点は、複数の職員で子供から

 

個別に聞き取り、情報を擦り合わせる必要

があります。

 

絶対、個別に聞くが鉄則です。

 

関係児童全員がいる場では、話しにくい

子供もいるからです。真実を知るためには、

個別で聞きましょう。

 

時間がないからと、一緒に聞いては

いけません。

 

2 管理職に相談する。

話を聞く前に一報入れておきます。

 

「AさんとBさんが昼休みにケンカをして、

Aさんが怪我をしたので、これから

 

聞き取りをします。分かったことは

あとでお知らせします」

 

といったように簡単に知らせます。

子供の下校前に、聞いておきたい

ので、情報収集が優先です。

 

その後、どうなったか報告し、

必要なら複数で聞き取りする。

 

さらに今後の対策を練る必要

あります。

 

自分一人では気づかない視点を、

与えてもらえるので、

 

複数の職員で協議するのが、良い

着地点を見つけるためには必須です。

「Aさんは、以前からBさんと

どういう関係だったか?」

 

「Aさんの怪我は、どの程度か?」

「加害児童Bさんの保護者にはどのように伝えるか?

学校に来てもらうか、電話で良いか」

 

など、様々な角度から考える必要があります。

 

そのためにも、管理職の指導を受けましょう。

管理職も責任を背負うことになります。

3 時間を空けずに家庭に連絡する。

聞き取りを終えられたら、そのまま児童は

下校させますが、被害児童の家庭には

直接電話をして知らせます。

 

児童が家に着いた頃を見計らって、

怪我の経緯について聞き取ったことを

連絡するようにします。

 

現代は、共働きの家庭も多いため、

すぐにはつながらない場合もあります。

 

祖父母が同居する場合は、その場で

伝えますが、再度両親に伝えるようにします。

私の以前の経験で、祖父母に伝え、その後

両親に連絡しなかったところ、父親が怒って

説明を求めてきたことがありました。

 

祖父母に伝えたから「もういいだろう」と

考え、「連絡は終わり」では、保護者は

説明を受けたとは理解しません。

 

心しましょう。

 

また、児童が家に着いた頃よりだいぶ後、

夜になって知らせるのは遅いです。

 

過去に、自営業の家庭でしたが、帰ってから

連絡がないため、その後父親が説明を求めて

来校したこともありました。

 

家庭の状況に合わせ、早めに連絡する

ことが必須です。

怪我の程度によっては、救急車で

病院へ搬送することも考えられます。

 

その際は家庭連絡し、病院へおいで

いただくことが必要になります。

 

加害児童の家にも連絡します。

「被害児童の家庭へ謝った方が良いですか?」

 

と質問してくる家庭がありますが、

加害したのなら謝罪は当然ですので、

 

謝罪してもらうように言います。

この言い方が難しく、「学校に言われた

 

から」と受け取る家庭もあるので、

言い方には注意が必要です。

 

「今後のB君のことを考えますと、

ここでしこりを残さない方が

良いのではないでしょうか?」

 

とあくまで、加害児童にとって必要だ

と思ってもらうことが大切です。

 

被害児童にとっては、「またやられる

かもしれない」と思っているので、

 

今後このようなことが起きないように

指導したということを両方の家庭に

伝えましょう。

 

そして、その後2週間から1ヶ月にわたって

当事者の関係は注意深く見守り、休み時間の

過ごし方は、複数の職員で見守ります。

 

その経過を当事者家庭に知らせると、子供も

保護者も安心して過ごせます。

 

安心の保障をしていくのも大事な役目だと

思います。

 

子供を預かるとは、そこまで責任があると

心してください。

 

この問題を丁寧にクリアすることができれば

あなたは、教師として一段ステップアップ

できたことになります。

これからは、保護者対応にビクビク

しなくても過ごせるようになります。

 

自信をもって、指導ができ、子どもや

保護者はもちろんのこと、同僚や

 

上司からの信頼も厚くなることでしょう。

あなたの活躍を期待しています。

 

4 まとめ

大事なポイントをまとめます。

・5W1Hを個別に聞き取る。
・被害者、加害者がいる場合は謝罪を
 したか確認する。していないのなら、
 その場でさせる。
・管理職に相談し、複数で協議する。
・早めに家庭連絡する。

事実を誠意を持って伝える、子供や保護者

の声に耳を傾けて聞く、という姿勢があれば

クレームにつながることはありません。

 

断言します。あなたの誠意と優しさ、

真実を知ろうとする気持ちを忘れずに

 

問題解決に突き進んでください。

そうしたら、あなたにはよい未来が

 

やってきます。絶対に忘れないで

ください。

36年間小学校教師を続け、

早期退職。

 

その後、X,Kindle,note,blog,Instagramで

教師を励まし、勇気づける発信を

続けています。

 

教師の働き方、持続可能な

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ありがとうございました。