素敵な学校の先生、必見!絶対に避けるべき行動3選

 

「先生って服装に気を配らないよね?」

私がかつて、母に言われた言葉です。

 

「先生は学校と家の往復だから、誰も見ていないよ!」

そう言い訳し、私はTシャツと短パンで

通勤していました。

 

今から考えると、ゾッとします。

 

母の言葉を、素直に聞いていない自分。

毎日の積み重ねを、蔑ろにしている自分。

子供達にとって、魅力的になろうせず

怠けている自分に。

 

全然、素敵な教師ではなかった。

振り返ると、学級の子供たちは私のいうことを

聞いてくれなかった気がする。残念・・

 

もちろん、服装などの外見以外にも

子供達が言うことを聞かなかった理由は

あると思います。

 

自分が子供たちの声に耳を傾けようと、

意識していたか?

 

そして、自分以外の人に配慮することと

自分が魅力的になろうと努力することは、

他を意識するという意味では同じだと

気づきました。

 

自分は、その意識が欠けていたということも。

 

当然、子供たちとの関係づくりにも、

影響があります。

 

そう思うと、1億円失うより、大きな

損失をしました。

人からの信用や憧れは、お金では買えない

ものですから。

 

こんな自分の失敗から、先生たちに魅力的に

過ごしてもらうには、どんな点に気をつけるか

ピックアップしてみました。

 

 

それを「先生が絶対に避けるべき行動」として

3つにまとめてみました。

 

それは、

 

1 職場以外の人間関係を持たない=自分以外関心がない

2 趣味を持たない=楽しみがない

3 本を読まない=知識がない

 

「ない」「ない」と「ない」ことが続きますが、

これだけ機会損失していることに気づき

明日からも魅力的な先生でいてほしいと願います。

 

順番に、解説していきます。

1 職場以外の人間関係を持たない=自分以外関心がない

 「今日も1日、忙しかった」

 そう言って、帰ってからもビールを飲みながら、

テレビを見る。そんな日常を過ごしていませんか?

 

 「授業の準備でそれどころじゃないよ!」

 そんなに仕事熱心なあなたなら、とても子供たちに

好かれているのでしょう。

 

 しかし、対大人の関係はどうでしょう?

 休日に、一緒に映画に行ったり、ランチに行ったりする

仲間はいますか?

 

  男性なら、ゴルフや釣り、勉強会など。

 

 人と関わりがなく、切磋琢磨する機会もなく

一人で生活していると、何でも思い通りになるため、

我慢をする必要がありません。

 

 だから、感情のコントロールを学ぶ機会

失っています。

 

 極端な例ですが、体罰や非違行為も

そういった背景から生まれてくるのでは

ないでしょうか?

 怖いですね。日常のちょっとした積み重ねが

あなたの未来を変えるのです。

 

例えば・・

 ・休日に出かける時、何を着て行こう?

 ・太ってきたな。動き易くするために、減量しよう。

 ・この洋服に似合う髪型は、どうしたらいいかな?

 

なんてことを考えることもなくなります。人がどう思おうと

知ったことではないということです。

 

 また、人と会話を楽しむという機会もありません。

相手の気持ちを推しはかっったり、言葉を選んだり

する必要がないので、ますます意識が自分に向き、

周りを見ようとしなくなります。

 

 これは、教師としては残念な結果を招きます。

子供と会話を楽しめないからです。

 冗談を行ったり、授業と関係ない話に脱線したり

子供にとって息抜きの話も経験がないのでできません。

 

 自分に注意を向けさせ、話を聞かせる技も

磨けません。頼れるのは、脅しか大声か。

 

 これでは、あなたが体罰や暴言に及んだとしても

不思議ではありません。

 

 実際、普段無口の先生が、怒ると怖くて大声で

怒鳴りつけるなんてことは、よくある話です。

 

 自分を魅力的にするために、人と会って話をし、

自分の気持ちを言葉で伝えたり、相手の気持ちを

考えた会話をする機会を作ってください。

2 趣味を持たない=楽しみがない

 
 あなたは、趣味をもっていますか?

 私は、20代から30代、趣味がありません

でした。仕事と家事、育児で息つく暇も

なかったです。


 周りの先生にも「趣味がない」という人は

結構いました。退職しても趣味がないと暇だから、

「また再任用で働くよ」という人も。

 

 

 振り返ると、仕事から離れて、

趣味をもっていたら人間の幅が

広がっただろうと思います。

 

 人と出会ったり、他で得られない経験を

積めたなら、人生もっと楽しめただろうにと

後悔しています。

 

例えば、

・海外旅行へ行く。国内でも、行ってみたことの

 ないところへ行く。

・ゴルフを習う。コースに出る。

・ダンスを習う。テニスを習う。

・登山に行く。

・お茶や生花、料理を習う。

など。

 

経験がないので、語る内容もない。

当時は、それでいい、仕方ないと思って

いましたが、仕事ばかりして過ごして

いたなと寂しくなりました。

 

普段は、帰ると家族とよく話しました。

その時間を確保するので、精一杯でした。

 

趣味は、自分に魅力を与えてくれ、

話題豊富な人になれます。

息抜きにもなります。何より、自信が

つきます。「人生って楽しいな。自分は

結構頑張っているな」って。

 

そんな気持ちでいると、ワクワクして、

精神的に若くいられます。

 

目を輝かせて、集中して取り組む時間が

大人もあっていいと思います。

 


生きてるだけで、丸儲け

人はどうせ死ぬのだから

 

今に意識を向けて、楽しみながら

生きようではないですか!

 

3 本を読まない=知識がない

 

 あなたは、読書をする習慣がありますか?

「忙しくて、なかなか時間がない」

 


 そう思っているなら、危険です。

 国語、教えてますよね?毎日。

 


 読書をして良いことは、リズムのある文章や

言い回し、助詞の使い方などが

自然と身についていくことです。

 


 この力は、お便りを書くときなど自分が

表現するときに、有効に働きます。

 


 私も職務上、先生たちのお便りを添削する

機会がありましたが、「この方は本、読んでるだろうな」

ということは、文を読んでわかりました。

 

 

 音読したとしても、すらすらと内容が頭に

入ってくるのです。





 逆に読んでいないと思われる人は。

・誤字脱字がたくさんある

・主語述語のねじれがある

・内容が伝わりにくい言い回しがある

 

 といった特徴がありました。

 

 誰かに添削してもらって、お便りを

出せる学校は良いですが、見てもらえない

学校だと、お便りを配布しても保護者から

質問の電話が来ることでしょう。

 

 

 そんなことが、2、3回も続くと

保護者からの信用も失われていってしまいます。

「お便りもまともに作れない先生か」

と。

 

 それはなんとしても避けたい事態です。

 先生は、知的な職業です。知性を感じさせて

ください。その誇りをもちましょう。

自分の考えをお便りに書くことくらい、

しっかりできる知識を身につけましょう。

 

それが、あなたの教員人生を豊かで幸せな

ものにしてくれるはずです。

期待しています。

 

いかがでしたか?

私は、学校の先生に豊かで幸せに教師生活を送って

もらうための考え方をこれからも発信していきます。


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