【カウンセリングを受けた時 その1〜学級経営編〜】

こんにちは、まませんです。

 

今回は、私が学級経営でうまく

いかず、カウンセリングを受けた

時のお話をします。

 

自分のカッコ悪くて、情けなくて

本当は思い出したくない話なのですが、

 

この話を読んで、勇気づけられる人も

いるかもしれない、そう思って

恥をしのんで、書いていきます。

 

2023年頃、私は学級崩壊を経験し

しばらく、出勤できない時期

ありました。

 

職員や保護者を信じられなくなり、

教室へ向かう気持ちが、

完全になくなってしまいました。

 

「そんな話、聞きたくないよ」

そう思ったあなたは、ページを

閉じていただいて構いません。

 

ですが、学級崩壊に陥らないための

チェックポイントも書いていきますので、

よかったら、読んでいってください。

 

きっと、お役に立つことと思います。

たくさんの情報がある中で、

ここに辿り着いてくださったので、

全力で書いていきます。

 

自分の経験から、「これはチェック

しておきたい」ということを挙げて

いるので、

 

読むことによって、あなたの指導力は

UPするでしょう。

 

読まないでいると、言い難いこと

ですが教室の騒音は今のままで、

3月を迎えることでしょう。

 

教室は、担任の意識次第で

いかようにも変わるのです。

 

自由をとるか、規律をとるか。

両方をとれないものか?

 

いつも私の心は、せめぎ合いを

しておりました。その場その場で

判断を迫られる、厳しい時間です。

 

その判断基準は、自分の今までの

経験とどういう学級にしたいかという

目標をはっきり持っているかです。

その意識がないと、子供達の

意識も変わっていきません。

 

学級経営は、最初が肝心です。

気を引き締めて、取り組んで

いきましょう。

 

それでは、始めます。

目次

1 カウンセリングを受けたきっかけ

2 学級崩壊を招かないための指導法

  チェックポイント

3 まとめ

1 カウンセリングを受けたきっかけ

私は、2003年頃6年生40名(定員MAX)

研究主任として、

 

3人の子育てをしながら

通勤時間車で10分の小学校に

勤務していました。

 

その学年を5年生から担任していましたが

4年生の頃から、女子の元気がよく、

 

それを野球部と剣道を習う男子が

冷ややかに見ているというクラス

でした。

 

女子が活発で、気遣いがあり

クラスの行事を仕切っていたので、

私は安心して任せていました。

しかし、それが間違っていました。

5年生の頃は、まだ静かにしていた

男子が反乱を起こしました。

 

大人しくて反抗できない女子に

いじめをするようになりました。

 

からかう、悪口を言う、仲間に入れない

 

そのうち、授業中大きな声でおしゃべり

をしたり、席を立って他の子供のところで

話し始めたり。

 

注意をすると、私を睨みつけるようになり、

私の声もだんだん小さくなっていきます。

「ちょ っと し ず か に・・」

 

最後まで言わないうちに、

「うるせ〜な〜」

ゴミも平気で床に投げ散らかし、

放課後は掃除と机椅子の整頓を

しなければいけない程でした。

 

ある時、放課後一人で掃除をして

いたら、

 

自分の力では、どうにもいかなく

なっていることに気づきました。

 

そして、無力な自分が恥ずかしく

なりました。

 

その後授業が成立しない状況を保護者に

知られ、保護者会が開かれることに。

 

2時間ほど保護者の叱責を受けた

私は、しばらく出勤できなく

なりました。

 

職員と保護者への不信感、教室へ

怖くて入れない。

 

また、あの地獄の中に足を

踏み入れるのか?

そう思うと、足がすくみました。

そこで、心療内科を受診するに

至りました。

 

そこで、私はいつしか泣きながら

現状を訴えていました。

 

こんなはずじゃなかったのに・・

何がいけなかったのだろう?

自分を責め続けました。

私の指導のどこが、学級崩壊を

招いてしまったのでしょうか?

 

2 学級崩壊を招かないための指導法

  チェックポイント

学級崩壊を招いた一番の理由は、

子供達に気持ちで負けていた

ことです。

 

女子は、気がきくから頼りきり。

 

周りの子供達への、気遣いが

ない。私や一部の女子のことを

どう思っているのか。

 

贔屓していたつもりはないですが、

他の子供達にとっては、

「なんで、あの子達ばかり?」

 

そんな気持ちだったことでしょう。

保護者会で、反抗していた男子の

保護者に言われました。

 

「先生は、子供達のこと

本当に好きなんですか?」

あれは大きなパンチでした。

「先生は、僕たち私たちのことを

わかってくれない」

という気持ちに変化し、

 

指示が聞いてもらえない状況

なったのだと思います。

 

一部の女子に任せきり、

周りの子供達の気持ちを考えない、

そうなった理由を思いつかなくて、

有効な手段がわからない、

そのまま何もできない。

 

全て、自分の気持ちの弱さです。

 

今、振り返ると子供達に悪かったなと

思います。

 

早い段階で、男子や他の女子達に

気持ちを聞いておけばよかった

かもしれない。

 

「あなた達も大事に思っている」

という気持ちを伝えればよかった。

 

それができなかった自分が、本当に

悔やまれます。

この体験から、学級崩壊を招かない

ためのチェックポイントを考えました。

 

1 学級の何かを決める時は、全員の了解をとりながら進めていく。

 

2 指示を出す時は、全員の注意をこちらに向けてから。

よそを向いている子には、個別に不満に

思っていることを聞く。

 

言わないかもしれないが、聞いたことで

その子には「気にかけている」メッセージ

として届く。

 

3 指示は、明瞭に明確に。

声を張って、「いつ・どこで・いつまで・

どうする」を全員に知らせる。

 

4 指示の変更は1回まで。

頻繁に変更すると「またか」となって、

そのうち聞いてもらえなくなる。

 

5 よい習慣は繰り返し行う。

脳の形成からも必要。

 

挨拶、教室整理、机を揃えるなど

朝を同じルーティンで過ごし、

 

気持ちよく1日を始める習慣を

全員でつくる。

1つでも、意識して実践していけば

学級は落ち着いて正常に進んでいくと

思います。

 

少なくとも私のような、目も当てられない

状況を避けることができるでしょう。

 

あなたの学級が、明るく健康的で

笑いの溢れる楽しい学級であることを

願っています。

 

3 まとめ

いかがでしたか?

 

私が39歳の頃の出来事です。

教師生活17年目、校内では

中堅として働いていた頃です。

精神疾患で休職する教員は、

どの年代でも一定数います。

 

経験年数は、関係ありません。

だからこそ、これを読んでいる

あなたも、気をつけてほしい。

 

児童の変化に気づくアンテナを

立てて、今日からまた子供達と

向き合っていってください。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

 

この記事がいいなと思ったら、

まませんの公式LINEにお友だち登録

をお願いします。

 

これからも、教師にとって

役にたつ情報をお届けしていきます。

こちらから登録お願いします。

↓    ↓     ↓          まませんの公式LINE