OECD教育総合ランキング1位のフィンランドに学ぶ教育制度

こんにちは まませんです。

 

ここしばらく、日本の国に対して

失望が半端ないです。

 

たくさんの人権を無視した事件が

起きています。

 

平等ではない対応が、平然と

行われています。

 

何でこんな国になったの?

教育のせい?

 

そう思ったら、教育がうまくいって

いる国を調べたくなりました。

 

そこで、OECDが実施している

「教育総合ランキング」が2003年

から1位のフィンランドについて、

 

日本が学ぶべき点はどこで、

改善できることはないか

考えてみました。

このページを読むと、

日本の教育制度の成果と課題

が、わかります。

 

フィンランドとはだいぶお国柄が

違いますが、真似できるところも

あります。

 

学びになるページを作っています

 

どうぞ、読んでいってください。

 

目次

1 フィンランドの教育制度 日本との違い5点

2 日本の教育に取り入れられること

3 まとめ

1 フィンランドの教育制度 日本との違い5点

フィンランドは、税金が24%とかなり

重税ですが、福祉国家として知られ、

教育費は無償です。

 

日本とは、全く違う状況であると

いう大前提で、話を進めます。

違いは、次の5点です。

(1)日本の小中学校にあたる基礎学校が、

9年間で一貫教育である。

(2)教育費は大学院まで無償

(3)教員免許は、大学院修了

必須であり、教員の人気は高い

倍率は12倍程度。

(4)プログラミング教育が必須

(5)個を尊重する教育 少人数 休暇が長い

(1)基礎学校が9年、一貫教育を実施

日本にも2016年の学校教育法改正により、

国公立の小中一貫校が各地に設置されて

います。

 

何で小中一貫校がいいの?と思われた

方もいるでしょう。今はまだ少数ですが

これから増えていくことが予想されます。

 

小中一貫校のメリットは

 

・学習面で成果が大きい。9年間を

4年、3年、2年に分け、

 

早めに教科担任制を導入すること

ができる。小5から、専門的に

学ぶことが可能

 

・中学校進学への不安が減り、中1

ギャップが解消される。

 

デメリットは、

・人間関係が拗れると、9年間

続くため、リセットしにくい。

 

・校舎が一体校だと学級数が増え、

体育館やプールなど施設利用の

頻度が減る。

 

・小6でリーダーシップを発揮していた

機会が失われる。

といった点が挙げられます。

 

このように日本でも小中一貫校は

設置されており、

 

9年間の義務教育について、補償

されています。

なお、フィンランドでは基礎学校に

入る前のプレスクールと呼ばれる

学校もあり、入ることができます。

 

(2)教育費は無償

フィンランドは、教育費が無償のため

全ての子供が平等に教育を受ける

環境があります。

 

フィンランドは、学校へのバス代や給食費

なども無償だそうです。

 

日本は、大学に行くためには多額の

費用が必要になり、断念する場合

あります。

 

また、奨学金を借りても、就職後に

返済に追われてしまうケースもあります。

(3)教員免許は大学院修了が必須

これは、教育費が無償だからできること

だと思います。

 

教師への尊敬もあり、教師の人気は

数十倍と高いです。

 

また、採用試験は筆記試験の他、

面接やグループディスカッション

 

など学力だけでなく、人間力も

問われるとても厳しいものです。

 

(4)プログラミング教育が必須

フィランドでは、9年間プログラミング

を学びます。

 

1、2年は論理的思考を、4年〜6年は

scratch(スクラッチ)を使って

 

プログラミングを学び、7〜9年生では

プログラミング言語を学んでいます。

 

scratchは、世界中で使われている

子供向けの無料プログラミング言語です。

 

自分自身で簡単にプログラミングが

作れます。

(5)個を尊重する教育 少人数 休暇が長い

社会性を育てる日本の教育とは異なり、

フィンランドでは「個」を尊重する

教育が行われています。

 

他人と比較することなく、1人1人の

「個性」や「違い」を大切にして

 

いきながら伸ばしていくことに

力を入れているのです。

 

フィンランドでは、全国統一テスト

がありません。

 

学校の校則やルールも殆どなく、

1人1人の自主性を大切なものとして

考えています。

 

2 日本の教育に取り入れられること

日本では、プログラミング教育

取り入れていますが、

 

『プログラムを作成する上での

アルゴリズムの考え方や

 

その表現の仕方、コンピュータや

ネットワークの仕組み、 コンピュータを

 

用いた問題の発見・解決のための知識及び

技能等について は、中学校や高等学校の

 

各教科等で学習しますので、小学校段階では、

こう したことへの「気付き」が重要です。』

 

と「文部科学省の小学校プログラミング教育

の手引き」にはあります。

 

要は、小学校では気づきが必要で、

コンピュータの知識・技能については

中学校、高校で学ぶことになっています。

しかし、フィンランドのように小学校

から、プログラミング言語などを学んで

いく必要があるのではないかと考えます。

 

世界に遅れますし、デジタル化が

進まない一因となっているのでは

ないでしょうか。

 

フィンランドの教育で、もう一つ

学びたいのは、「個を尊重する

教育」です。

 

日本はどちらかというと、個より

社会性を重視するので、

 

それが自己肯定感の低さ

つながっているように思います。

 

わがままを言うな

勝手なことをするな

人に迷惑をかけるな

 

そう言って育てられるケースが

多いと思うのですが、

 

人間とは迷惑をかけて生きて

いくものです。迷惑かけない=

人と関わらないことになります。

 

人と人の断絶によって、孤独感を

高め、不安を引き起こすのでは

ないでしょうか。

 

個が尊重されていたら、自分の

やりたいこと、自由と平等が

 

確保され、自己肯定感を高め、

のびのびと活動できると思います。

 

フィンランドで、子育てが

したかったです。

3 まとめ

フィンランドの教育総合ランキング

が高い理由は、

 

・義務教育にあたる

基礎学校は、9年間一貫教育

 

・教育費の無償

・教員の質が高い

 

・プログラミング教育が必須

・個を尊重する教育

 

によるところが大きいのではと

いうお話でした。

 

また、日本の教育に取り入れられる

こととして、

 

・小学校からのプログラミング教育

・個を尊重する教育

を挙げました。

 

あくまでも、筆者の個人的見解です。

最後まで読んでいただいて、

ありがとうございました。

 

これからも、先生のために

有益な情報をお届けしていきます

ので、

 

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