【若手の離職は何が原因?】先輩教師が気をつけたい◯◯

こんにちは、まませんです。

 

全国の公立学校で、新任教諭が

1年以内に辞めるケースが

増えています。

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20230619001250.html?iref=pc_photo_gallery_prev_arrow

この記事は、新任教員は何を欲し、

どうしたら、元気に教員を続けら

れるかについて考えます。

この記事は、1年以上経験のある先輩

教員に読んで欲しいです。

 

この記事を読むと

若手教員への接し方

・先輩教員、管理職としての対応の仕方

 

を学ぶことができます。

対応を間違えると、ある日突然、

 

元気がない

・机の上が整理されている

 

ことに気づき、「退職」という

事態を引き起こしてしまいます。

 

そうなってしまっては、あなたに

後悔の念が襲ってきます。

 

「何かできることは、なかった

のだろうか?」と。

 

そうならないためにも、ぜひ

ページを読んでいってください。

目次

1 小学校、中学校、高等学校教員の離職者数の割合

2 若手教員は何を求めているか

3 先輩教員の対応はどのようにしたら良いか

4 まとめ

1 小学校、中学校、高等学校教員の離職者数の割合

 

文部科学省発表「令和4年度学校教育

統計中間報告」によると、

 

令和3年度の「転職のための離職者数」

は次のとおりです。

 

小学校 2083人/全376478人

0.5%

 

中学校 1277人/全209567人

0.6%

 

高等学校 640人/全152021人

0.4%

意外と少ないと思われるかも

しれません。

前述の新聞記事に出てきた

心療内科の先生よると

 

昨年の教員の受診者13人のうち

新任教員は3人。

 

校内の特別な配慮を要する児童の

指導について、校内で意見が割れ、

 

板挟みになっていた上、大量の仕事に

押しつぶされてしまったようです。

 

新任教員が、あなたの学校にいたら

どのように対応したら良いのでしょうか?

2 若手教員は何を求めているか

 

新型コロナ感染防止のため、

大学の授業がなかったり、

 

教育実習にきちんと行けていない

可能性もある新任教員もいます。

 

そのため、他者との交流が減り、

自分の意見や感情を

表に出しにくい人がいます。

実際に、昨年度私も感じたことです。

なので、困っていても黙って耐えて

いる可能性が大きいです。

 

例えば、クラスに授業中、席を立つ

子がいて授業が進まない、自分の

思い通りに進まないと悩む場合。

 

その子が窓枠に座るなど

危険なことをしていますが

 

強く注意できないということが

ありました。

 

保護者に連絡をするのが

毎日のようになり、それを負担に

感じ始めたようです。

 

だんだん元気がなくなって

いきました。授業もできなくなり、

更衣室で泣いていることもありました。

 

代わりに授業をしたり、指導方法に

ついて相談に乗ったり、

 

保護者連絡の仕方を事前に確認

しました。4月中の出来事です。

 

あまり手をかけすぎるのも、自立を

阻むという考えもあるかもしれませんが

 

そのくらいのことをしなければ

ならないということが、わかりました。

 

初任者研修で、指導教員がついて

いますが、お互いに忙しいあまり

 

時間を設定していないと

「一人で頑張らなければ」と思い、

 

責任感で押しつぶされることも

考えられます。

 

大学を卒業したての場合もあるので、

社会人としての挨拶や電話対応、

 

会議の資料提出〆切など、言わないと

わからないことも多かったです。

 

しかし、あまり指導が増えてしまうと

「自分は、ダメだ。向いていない」

と過度に感じることもあります。

頻度と言い方には、配慮が必要です。

これは、新任教師ばかりでなく全員に

対して、言えることです。

 

自信をなくしているところに、

初任研で他の新任教師のうまく

いっている話を聞いてくると

 

余計に自信を無くす場合

あります。

 

初任研に行ってきた新任教師を

「どうだった?」「困ったことなかった?」

 

と気持ちを聞いておく必要も

あります。

 

まとめますと

・常に声掛けを忘れない。

・指導は、短く、端的に

 

・自信を無くすような指導は

厳禁

 

・初任研後の声掛けは必須。

表情や態度に注意を払う。

ということを学びました。

3 先輩教員の対応はどのようにしたら良いか

 

最初のうちは、腫れ物に触れる

ような態度になってしまうかも

しれません。

しかし、そのくらいの配慮をする

必要はあります。初めてですから。

 

初任者は毎日を過ごすことで、

精一杯なのです。理解が必要です。

 

しかし、あまりに指導ができて

いなかったり、態度がよくない

場合は、強く叱ることも必要です。

 

強く叱れないと、初任者も自分に

甘くなってしまい、お互いにとって

よくありません。

初任者ばかりでなく、人間誰しも

 

・褒められたい

・認められたい

・励まされたい

 

という承認欲求をもっています。

そのために生きていると言っても

過言ではないでしょう。

 

初任者へは、その承認欲求を

十分に、頻繁に満たしてあげる

と、徐々に自信を持って子供達の

指導にあたれると思います。

 

初任者にとっては、初任校が

社会人としても教師としても

出発点です。

 

先輩教師、学年主任、管理職に

とっても初任者を指導するのは

荷が重いのは、事実です。

 

しかし、自分の教え子だと思って、

可愛がれば、初任者にとっては、

 

この上ない貴重な経験として、

いつまでも心に残る1年間に

なることでしょう。

4 まとめ

 

まとめますと、

・初任者は、不安だらけ

・不安を取り除く指導と、

良くない場合は強く叱る指導を。

・初任者の承認欲求を満たす声掛けを

する。

・初任研後のアフターフォローが

大切

 

初任者を育てる気持ちを忘れずに

指導にあたってくださいね。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

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