母の介護と自分の健康と

 母の介護

 私の母は、2022年3月、病院のベットの上で老衰のため、82歳で亡くなった。

 亡くなるまでの5か月、病院の個室で過ごした。寝たきりだった。その前は、介護施設に入所していた。コロナのため、面会には行けなかった。

 その前は、施設でコロナに感染し、入院した。その前は施設に入所して・・遡ってみると4年前に家から施設に入り、県内の病院に代わる代わる入院し、そのまま家に帰ることなく亡くなったことになる。

 施設に入るまでの2年間は父が家で認知症になった母の世話をしていた。鍵を開けてスリッパで家を出ていき、徘徊を重ね、警察の世話になったこともある。突然意識がなくなり、ドクターヘリで病院に運ばれたこともある。そんな状態が続き、父は体重が10kg減った。私は休日に家事をしに行ったり、母に薬を飲ませることしかできなかった。本当に何もできなかった。母には、たくさんしてもらってきたのに。

 病院で亡くなった時、「家で見てやることはできなかったのだろうか?」「本当にこれでよかったのだろうか?」という後悔の念でいっぱいだった。親孝行ができなかった。だからこそ、父には元気でいてほしいと願っている。父は現在84歳。物忘れはするが、ゴルフに興じ、孫とお酒を愛するユーモア溢れる人である。

 健康ために気をつけていること

 そんな両親の姿を見ていると、自分が末永く元気で、逝くときは「ピンピンコロリ」でとなると、どうしたらよいか考える。「認知症予防」についても調べて、実践していることもある。

 1 運動をする・・父はゴルフが趣味。ゴルフは歩くし、人と会話しながらするスポーツだから、脳にも良いに違いない。

          ヨガや筋トレもよいと思い、実践している。

 2 歯の健康・・ 脳と歯は近くて、歯の健康は脳にも良いと読んだことがある。それ以来、3か月に1回は行きつけの歯     科医に定期検査に行っている。朝、起きたらうがい薬で必ずうがいをし、歯周病を防いでいる。口の中の健康を保ち、なるべく永く自分の歯で食事を楽しみたい。

 3 食事・・甘いもの、アルコールは控える。青魚、野菜を中心に。パンよりご飯を食べる。なるべく自炊をし、味付けは薄めに。

 4 規則正しい生活・・起床と就寝時刻は一定で、睡眠時間は7時間ほど。お風呂につかり、血行を良くして。上がったら柔軟体操やヨガでリラックス。

 5 好奇心をもつ・・新しいこと、未知なものに興味を持ち、チャレンジする気持ちを忘れない。

今日のごきげんポイント

母への感謝を忘れず、自分の健康を保つ努力を続ける。そして、いつまでも元気でいる。