20年前、学級崩壊中に考えていたこと

こんにちは、お会いできて

光栄です。まませんです。

 

今日は、「20年前、学級崩壊中に

考えていたこと」と題して、

お伝えしていこうと思います。

 

20年前、39歳、6年生担任していた時に

初めて、学級崩壊と呼ばれるような状態に

なっていきました。

 

保護者会も開かれ、「もうやっていられない」

と思っていたし、辞めてもおかしくない

状態でしたが、

 

辞めずにその後20年、教師を続けられたのは

今から考えると、ある思考があったからだと

思えるものが見えてきました。

 

そこで、同じように悩み、辞めようかと

考えている方に対して、参考になればと

考え、書いていきます。

目次は次です。

 

1 来年も同じようになるわけがない

2 10年後、この子達はどうしているか

3 ここで辞めたら人生後悔する

4 まとめ

では、順番に書いていきます。

1 来年も同じようになるわけがない

初めての経験でしたし、戸惑いもありましたが

この子達は来年卒業する、中学校では

クラス替えもあるから、このままの

わけはないだろう。

 

また、自分は今まで17年やってきた経験から

クラスの崩壊はこの子達の特性が関係して

いると感じていたので、

 

自分の指導について、悲観することはありま

せんでした。

「私は、向いていない」

とか

 

「子ども達に申し訳ないから」

という気持ちは全くなかったです。

 

子供達のせいでもない。

たまたまそうなった巡り合わせだと。

 

うまくいかないことって、人生には

つきものだという感覚です。

 

歯車が合わないというか。

「時間が解決するよ」

という気持ちでした。

 

自分は、その後4月に別の学校に

転勤したのですが、

 

クラスをうまくやっていくために

がむしゃらに考え、動くことで

不安を払拭していきました。

 

「同じことがあるわけがない」

そう思って、それを真実にしないと

自分の選択が間違っていたことになる。

それだけは避けたいという気持ちでした。

2 10年後、この子達はどうしているか

口答えをする

ゴミを床に捨てる

机や椅子をバラバラ、ぐちゃぐちゃに

している

 

幼稚としか思えない状態だった子供達。

しかし、これを10年後もやるわけはない

そう思って、どこか可愛らしくさえ

思えてきました。

 

弱い子に意地悪をしたり、仲間外れに

したり。でも、それって親の姿を反映

していたこともあるのです。あとで

わかったのですが。

 

子供って家庭の影響を親が考える以上に

受けているし、背負っている。

それは全保護者に伝えたいことです。

 

あなたの振る舞いは見られています

と。

 

教師としては、こんなこと保護者に

面と向かって言えませんでしたけれど。

 

3 ここで辞めたら人生後悔する

クラスがうまくいかなかったという状態の

まま辞めたとしたら、そのイメージが

自分の中で大きく残り、

 

その後もトラウマとなって、困難に出会った

時、乗り越えられなくなるのではないか?

 

その不安から、辞められなかったという

こともあります。

母も

「こんなことで、やめて今までの努力を

無駄にするの?」

と叱咤激励してくれました。

 

今後の身の振り方について、母は私以上に

心配してくれたと思います。

 

また、今のように転職先など探すにも

ネットが普及していなかったことも

あり、

 

職場探しは難しかったという事情も

あります。

 

この状態は、私に

教師として、これからも生きること

の覚悟を決めさせてくれた出来事でした。

 

そういった意味では、当時の教え子達に

感謝しています。

 

きっと教師としてフラフラとしていて、

芯が通っていなかったのかもしれません。

それを子供達に見抜かれていたのでしょう。

 

4 まとめ

自分は辞めませんでしたが、同じような

状態で、迷っている方もいらっしゃると

思います。

 

辞めるとか辞めないとかは、その時の

職場の状況やその方の考え方次第だと

思いますが、

 

人生の岐路に立った時、迷いなく進めるのは

 

選んだ道を正解にする覚悟を決める

 

ってことだと思います。

 

選択の責任は、もちろん自分にあります。

その後の人生について、人のせいには

できません。

 

私も辞めたら、違う世界が広がっていたかも

しれない。

 

でも、それを考えても仕方ないですし、

この道をいいところまで進めたのは

よかったと思っています。

 

どうか迷っている方も、自分の人生を

幸せに、より良く生きるための選択を

してほしいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・

P.S.
長くなりましたが
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

私と同じように第2の人生を有意義にしたい!
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そんなあなたを応援できたらと思います。

 

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